ブラック企業に気を付ける

ブラック企業について
 
 近年ではブラック企業が問題となっているケースが多くあります。そもそもブラック企業という言葉は正式には存在しないのですが、いつの間にか労働者などがそう呼ぶようになり、今では一般的に通用する言葉として広がっています。

 ブラックの中には色々な意味があり半社会的団体とのつながりがあったり、暴力団との関係を持っている企業も当然ブラック企業と呼ばれていますが、一般的に労働者が使う意味は、過重労働や違法労働などが該当します。

 このようなブラック企業は、最近いきなり増えたというわけではなく昔から多数存在しています。これは日本の雇用システムが原因となっていると言われています。

 世界の中でも日本人は働く時間が長く真面目と言われていますが、これは日本の企業体型に問題があるためにこう言われているのです。一昔前は単身赴任や長時間労働を強いられたとしても、賃金や福利厚生面で手厚い保障がされていたのですが、近年は不景気や高齢化問題もあり、労働に見合う報酬が少なくなったことも原因のようです。

ブラック企業の特徴とは?

●安い賃金で長時間働かせられる
●サービス残業を強いられる
●ノルマの設定が尋常に高い

 ブラック企業は、一言に説明すると労働条件が悪いことです。正式な定義があるわけではないですが、安い賃金で休みなく働かせられたり、残業代が出ないのに残業をさせられるといったことがあるのです。サービス残業は労働基準法に違反しますので、それらが発覚したら、会社側に処分の対象となるケースもあります。

 労働者が訴えても、証拠がなければ指導をしてもらうことができません、そのため実際に訴えるケースは少ないのです。しかし実際には表に出ないだけで、多くの企業で行われていると言われています。たとえ証拠を揃えて、改善要求が出されたとしても、その後モメた会社で働き続けるのは、気まずいと感じる人も多いでしょう。

 また、労働時間ではなく過度なノルマを課せられるケースもあります。営業などでは特にノルマを毎日課している場合があり、達成するまで帰れないような企業もあります。能力や結果は個人差があるために、人によっては休みがなく働く人もいます。企業ではこういったノルマなどを乗り越えてきたものだけを引き上げるといった手法を行っているところもあるのです。

 こういったブラック企業に入社するとすぐに退職してしまう可能性が高く、さらに在職期間が短いと転職活動も上手くいきません。よって、ブラック企業に入社すると負のスパイラルに陥ってしまう可能性があるのです。